いよいよ間近に迫った診断テスト。
範囲が広くて勉強するのも大変ですね。
「よし、最初から復習だ」
と意気込んでいる人も多いのではないでしょうか。
でも、ちょっと待って下さい、
その方法では失敗する可能性が大きいですよ、というお話。
診断テスト2週間前、何をしますか?
診断テストは範囲が広いため、どこから手を付けていいのかわからない人も多いのではないでしょうか。
「習ったところ全部が範囲なら、最初からやったほうがいいのでは?」
そう思った人、正解です。
ただし、それは冬休みに入った頃に気がつくべきでした。
1ヶ月もあれば総復習できたと思います。
今はわずか2週間しかありません。
しかも5教科もあるわけですし。
今から取り組んでも終わらない可能性があります。
直前にやるべき勉強はこれ
もし今から診断テストのために勉強をするのであれば、
「2学期末テストが終わってから今習っているところまで」
の勉強をおすすめします。
理由は3つあります。
1つ目は「12月、1月に習ったところはまだしっかりと復習していない」から。
それより前に習ったところに関しては定期テストを通してしっかり勉強してきたはずです。
ですが、12月以降の勉強について、しっかり復習してきましたか?
おそらく、基礎基本しか身についていないことでしょう。
ですから最近習った単元について、深堀りしていく必要があります。
2つ目ですが、「足早に授業が進む傾向がある」から。
定期テストと違い、診断テストは「全県で範囲が決まっている」テストとなります。
ですから、どうしても診断テストに合わせて授業を進めていかねばならないのですが、
必ずしもスケジュール通りにいく先生ばかりではありません。
先生によっては授業の進み具合が遅く、最悪、「診断テストの前に範囲が終わった」というケースも少なからずあったりします。
ですから、テスト直前まで授業をしっかり復習する必要があります。
3つ目ですが、実はこれが個人的には大きな理由だと思います。
それは「直後に学年末テストを控えている」から。
今年は日程的に余裕がありますが、年によっては診断テストが終わってすぐに学年末テスト発表という場合があります。
学年末テストは9教科。
テスト発表があってから学年末テストの勉強をするようでは時間が足りません。
内申点に直結するテストは診断テストではなく学年末テストですから、いくら診断テストが良くても学年末テストができなければ元も子もありません。
いかがだったでしょうか。
残り2週間、しっかり頑張って欲しいと思います。