ここでは『学習の診断』の理科の勉強法について解説していきます。
できる子とそうでない子の差が大きいのが理科という教科。
という人がいるますが、そう思っているようだと、いつまでたっても理科はできません。
理科には理科の勉強の方法があるんです。
理科の勉強について見ていきましょう。
計算系の内容について
理科には暗記系の内容と計算系の内容に別れます。
同じような方法で勉強を続けると得点はいつまでたっても上がりません。
数学が同じ問題ばかり問いていては点数が取れないのと同様に、
理科の計算系の問題もやはり様々な種類の問題を問いていく必要があります。
ただ、「学習の診断」に出てくる理科の計算問題については、それほど複雑な問題は出てきません。
解き方についてもある程度決まったパターンが多く見られます。
ですから該当する学年の計算問題をしっかりとやってほしいと思います。
メモ
中1の計算系の単元
音の性質
力と圧力
地震
密度
メモ
中2の計算系の単元
水蒸気
化学変化
電流
メモ
中3の計算系の単元
物体の運動
仕事とエネルギー
太陽の動き
暗記系の内容について
理科の問題の大部分を占めるのが暗記系の単元です。
つまり、きちんと覚えてさえいればスグに得点に結びつくことができる部分です。
多くのことを暗記するには、最初に全体像が見えているほうが暗記しやすくなります。
ですが、暗記をすることに限って言えば教科書は非常に使いづらいです。
イラストや図などに紙面が取られているため、大事なところが分散されているイメージがあります。
そこでおすすめしたいのが問題集。
あれだけの内容をコンパクトにまとめ上げています。
特におすすめしたいのが
重要用語が赤シートで消せるように赤で書かれているものがおすすめです。
まずは赤シートで答えを覚えて、覚えたらノートに書いていく。
つまりインプットとアウトプットを繰り返すことで暗記系の内容はマスターできます。
実際に過去問などの応用問題に取り組む前に、重要用語をしっかりと覚え込みましょう。
参考書は必需品
「学習の診断」を勉強する前に、ぜひ参考書を用意することをおすすめします。
参考書を用意する理由は2つあります。
まず1つ目の理由は辞書代わりとして使うため。
わからない語句が出てきたり、忘れてしまった内容を調べるためには参考書が一番わかり易く詳しく書かれています。
よく「わからなかったらネットで調べる」という人がいますが、ネット上の情報は専門的な内容も多く、逆に混乱を招く原因となりかねません。
かと言って教科書もありますが、説明に乏しく満足な結果を得られない場合もあります。
参考書の索引をうまく使って、語句の確認をしていきましょう。
また、2つめの理由は図説で確認できるから。
理科の勉強では多くの場面で写真やイラストが使われています。
例えば、実験の結果や観察などについては文字だけで覚えるよりは写真やイラストを見たほうがイメージで捉えられるために覚えやすい場合があります。
まとめ 『学習の診断』の理科はこうやって解こう!
最後に理科の問題の解き方についてまとめてみました。
1.問題が配られたら、一通り目を通す。
問題の量や内容が過去問と大きく変わっていないかを確認することは大事です。じっくり見る必要はありません。30秒くらいで終わりにしましょう。
2.暗記系のできそうな問題から取り組む。
問1からやる必要はありませんので、得意な単元から取り組みましょう。問題を読んですぐに答えが浮かぶ問題をリズム良く進めていきます。
3.最後まで一通り終わらせる。
最後までやることで安心できます。
4.計算系の問題や応用問題に取り組む
単位などに気をつけて問題を解いていきます。時間配分を見て、応用問題まで手が出せそうもない場合は、あえて取り組まない、という選択もありです。理科は一問あたりの配点が低いので、難しいものに取り組むのであれば見直しをした方がいいです。
5.最後の見直しは語句のチェックをを
理科の配点は低いため、誤字脱字はできるだけ避けたいところ。また単位のつけ忘れなどにも気をつけましょう。
理科におススメの問題集をまとめています。ご参考までにどうぞ。