暗記科目と思われがちな理科。
こちらでも説明したとおり、勉強の仕方を間違えると成績アップにはつながりません。
「暗記系」と「計算系」の問題が存在しますので、それぞれの問題似合った勉強法をお勧めします。
平均点以下の人にお勧めの問題集
理科のテストで平均点が取れない人は、まずは「暗記系」の内容を強化していきましょう。
一問一答のような問題をただやみくもにやっていけばいいのではなく、きちんと理解しながら覚えていきたいところです。
おすすめは
中学教科書ワーク 啓林館版 未来へひろがるサイエンス 1年 | ||||
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中学教科書ワーク 啓林館版 未来へひろがるサイエンス 2年 | ||||
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中学教科書ワーク 啓林館版 未来へひろがるサイエンス 3年 | ||||
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今さら教科書ワーク?
そう思った方もいらっしゃるかもわかりません。
これを選んだのには理由があります。
まず一つ目は
オールカラーだから、ということ。
理科という教科はほかの教科と違い、非常にビジュアルが重視される教科です。
イラストや図、写真などがよく使われます。
すでにいろいろなことが理解できている人ならともかく、これから理科を克服していこうという人にとっては、こうした図やイラストなどは文章などに比べて頭に入っていきやすいという利点があります。
この問題集はオールカラーで作られているので覚えるのにぴったりです。
二つ目は
解説が丁寧だということ。
重要な問題やまちがえやすい問題にわかりやすい解説がついています。
解説も2色刷となっていて、答え合わせがしやすいように取り外して使えます。
解説まで2色刷りというのはとても親切です。
三つ目はどのレベルのお子様でも使うことができるということ。
この問題集は「確認のワーク」「定着のワーク」「実力判定テスト」の三つのステージで構成されています。
単元の最初にある「確認のワーク」は、要点を文章でまとめてあり、空らんをうめながら要点を整理できる「教科書の要点」と、
要点を図解形式でまとめてあり、重要用語を図に書きこみながら、ポイントの確認ができる「教科書の図」で構成でされています。
学習のつながりがない単元についてはどうしても忘れてしまっている内容も多いので、こうしたページは助かります。
次の「定着のワーク」では、教科書に出てくる実験・観察などについて、教科書の流れにそってあつかっています。
重要語句を覚えただけではそれほど多くの問題は解けません。
覚えた知識をどういった場面で使うのかを練習する必要があります。
最後の「実力判定テスト」では、テストで出題されやすい総合的な内容をテスト形式で展開しており、実践的な力を身につけることができます。
すでに力のある子はこちらだけでもいいかもしれません。
教科書の内容ならば、この1冊で十分です。
公立上位高を目指すなら
いわゆる進学校を目指すのであれば、暗記だけでは不十分です。
とはいえ、やはり図解がきちんとしてあるものを選びましょう。
おすすめは
中学自由自在問題集 理科: 基礎から難関校突破まで自由自在の実力をつけるスーパー問題集 | ||||
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こちらの問題集は問題量も多く、基礎から難関校受験対策まであらゆるレベルのお子様に対応しています。
いきなりでは難しいと思うのでSTEP1とSTEP2をまずはしっかり解きましょう。
最低でも2回は繰り返したいところです。
STEP3は「発展問題」。国立・公立・私立高校入試の標準~発展レベルの問題で構成しています。
独創的な問題や難問も入っていますので、相当レベルの高い高校を目指す人でなければ取り組まなくてもいいと思います。
まとめ
理科で大事なのは「暗記系」の勉強と「計算系」の勉強を分けて勉強すること。
特に計算はいろいろな問題に取り組む必要があります。
勉強法は数学と同じ。
繰り返し練習していきましょう。